読書メモ: 『赤ちゃんのための補完食入門』を読んで、補完食(離乳食)の方針を決めました

相川晴先生著の『赤ちゃんのための補完食入門』を読みました。

息子は来週から5ヶ月になるところで、そろそろ離乳食を始めようと思っていたのでこれを機にちょっと勉強してみようと購入したのですが、とても分かりやすく良い本でした。

 

 

補完食とは?

補完食とは、WHO(世界保健機関)が提唱している、科学的な根拠に基づいた、赤ちゃんの成長に必要な栄養を補う食事のことです。(p2)

 とはじめに説明があります。

離乳食=母乳やミルクをやめる準備 というイメージが強かったのですが、あくまでも母乳やミルクを中心に、それだけでは足りない栄養素を補っていくというのが補完食の考え方のようです。

母乳だけでは栄養が足りなくなる

※私が現在完全母乳で育てているため、母乳と書きました。母乳だミルクだの話はここではしませんm(_ _)m

 

3084gで生まれた息子は、4ヶ月検診の際に体重6240gと約2倍の重さに成長しました。たった4ヶ月で2倍に成長するって本当にすごいことですよね。

そしてその成長の主なエネルギーが私の体で作られた母乳だというのもなんだか信じがたいのですが…

 

ここまで母乳だけで大きくなってきた息子ですが、生後6ヶ月頃になるとどんなに母乳を飲ませようと思ってもエネルギーや栄養素が不足してきてしまうようです。

 

特に不足しやすい栄養素

特に補いたい栄養素として、

亜鉛

ビタミンA

カルシウム

ビタミンD

の5つが挙げられていました。

 

中でも鉄は不足しやすく、気を付けて摂取しても足りないくらいのようです。

鉄が不足すると神経運動発達系に悪影響を与える可能性があると書いており、これは事前に知っていてよかった…!と思いました。

従来の離乳食本では得られない情報がたくさんありました

会社の先輩にいただいたり、アプリをダウンロードしたりして離乳食についてはざっくり下調べをしていたのですが、

 

・いつ頃にどの食材を試すか

・そのレシピ

 

がメインとなっていて、どのような栄養をどのくらい摂取すれば良いのか?

という観点の情報は少なかったように思います。

 

この本では、積極的に摂取したい栄養素と、その栄養素が効率的に摂れる食材の紹介、さらに献立事例も載っているのでかなりイメージしやすいです。

 

今後の補完食(離乳食)の方針

補完食の考え方としては6ヶ月〜のようですが、こちらの本では従来通り5〜6ヶ月頃、赤ちゃんの準備が整ったらで良いでしょうとも書いてあったので予定通り5ヶ月からスタートして行こうかなと思っています。

 

5ヶ月の間はまだ母乳からでも栄養が足りていると考え、

 

5ヶ月の間になるべく色んな食材を試す

6ヶ月以降、組み合わせで色んな食材を食べられるようにする

 

のがいいかなと思いました。

 

いただいた本だと、5ヶ月は

お粥・人参・かぼちゃ・ほうれん草・しらす・豆腐・白身魚

を順番に、徐々に量を増やすようなメニューだけだったのですが、もうちょっと試しておいた方が6ヶ月からの献立の自由度が高まりそうです。

 

他には、

 

赤身魚や赤身肉(鉄分が豊富)も6ヶ月から導入

・鳥レバー(これは粉末のものを購入予定)を数日に1回取り入れる

・粉ミルクを積極的に使う

 

あたりです。

 

特に粉ミルクですが、家に大缶2つ在庫がありまして…

生後0ヶ月の間は混合だったのですが、1ヶ月検診で順調に体重が増えていたため母乳のみに切り替えたところ気がついたら哺乳瓶からミルクを飲んでくれなくなってしまいました涙

 

が、お粥や他の野菜と混ぜれば食べてくれるかもと期待してます!

 

粉ミルクは母乳で不足しやすい成分が強化されているかつエネルギーを増やせるので、ミルク粥にしたり野菜と混ぜたりして与えたいなと思いました。

 

ついでにミルクをそのまま飲んでくれるようになったらお出かけしやすいな…という目論見もあります。

 

思いやりに溢れた本でした

この本を読んで思ったのですが、著者の相川先生から読者への思いやりにとても溢れた本だと感じました。

母乳育児もミルク育児も素晴らしいと伝えたり、決して無理したり囚われすぎなくて良いということを繰り返し伝えたり、読んでいる相手が負担に思わないよう配慮されています。

「ママ」や「パパ」など、特定の立場に限定するような表現もありませんでした。

 

また相川先生の実体験がちょこちょこ載っているのもなんだかお人柄が伺えてほっこりです^^

 

補完食(離乳食)が楽しみ

大変そうではありますが、初めてのものを食べた時の我が子がどんな反応をするのかな?何が好きなのかな?と想像するとワクワクしてとっても楽しみです!

 

難しく考えすぎず、こちらの本で学んだことをちょっと頭に置きながら息子と楽しい食事の時間を過ごすことが目標です。

 

頑張るぞ〜!